発信基盤としての独自ドメイン|ライフワークを蓄積する「知識領域」の入口
本稿は、自分のメディアを持つことをお薦めし、マイメディアを持つ上での基本的な方法、ステップについて、お伝えすることを目的としています。
当サイトでは、以下の記事で、自分自身のメディアを持つことについて、整理し、提案しています。
最初に確認頂けると、本稿を一層理解頂けると思います。
1.ドメインとは|ドメインは「研究の入口」に
IT用語としての「ドメイン」。
それは、インターネット上の住所を意味します。
そして、サイトにアクセスしてもらうための入口であり、メールアドレスにも使われる識別情報です。
例えば、当サイト・シンBI2050論のように、長期的なテーマを扱うサイトでは、ドメインの意味は単なるURLにとどまりません。
ライフワークとして一つのテーマを考え続ける場合、ドメインはもう少し深い意味を持ちます。
それは、自分自身の研究領域への入口です。
シンBI2050論のドメインは、basicincome.jp 。
まさに、「ベーシックインカム」であり、「文化、社会経済システムとしての日本独自のベーシックインカム、シンBI2050」。
だからこそ、” .jp” です
ベーシックインカムを主テーマとして、関連する、社会保障、マクロ経済、AIと雇用、人口問題、生活・経済・国家社会基盤。
こうしたテーマは、短い記事で言いつくすことが難しく、結論があっという間に整理できるものではありません。
何度も考え、書き直し、過去記事とつなげ、新しい視点を加えながら、少しずつ形になっていきます。
2.独自ドメインとは|自分のドメイン
この “basicincome.jp” は、実は、独自ドメインです。
独自ドメインとは、自分自身が、自分だけ所有しているドメインのこと。
費用を支払って、自分だけのドメインとして、継続して利用できます。
それだけに、資産性もあるというわけです。
但し、レンタルサーバーを契約すると、無料で取得し、期間中利用できる例もあります。
独自ドメインに対するのが「共用ドメイン」です。
共用ドメインの方は、1つのドメインをみんなで共有しているドメインです。
独自の文字列が使えないので、自由度が少なく、自分を打ち出すことがほとんどできません。
但し、提携サービスによっては無料で使えることもあります。
その過程を支える入口が、独自ドメインです。
3.“domain”のもう一つの意味「専門領域」
英語のdomainには、住所という意味だけでなく、領域、範囲、専門分野という意味があります。
この意味で考えると、ドメインを持つことは、自分がどの知的領域を扱うのかを示すことでもあります。
たとえば、ある人は経済を考え続けるかもしれません。
ある人は地域社会を記録し続けるかもしれません。
またある人は、子育てと仕事の両立について、実践しながら望ましい在り方を追い求めて記録するかもしれません。
人によっては、AIと雇用、社会保障、教育、福祉、老後など、複数のテーマをつなげながら考えるかもしれません。
例えば、当サイト・シンBI2050論では、ベーシックインカムを中心に据えつつ、それを単独の給付制度としてではなく、2050年社会の再設計に関わるテーマとして捉えています。
だからこそ、扱う範囲は広くなります。
ドメインとは、その広がりを受け止める入口です。
そして同時に、「ここで考え続ける」という意思表示でもあります。
4.SNSではライフワークは体系化しにくい
SNSは便利です。
短い意見を出すには向いていますし、時事的な反応も素早くできます。
しかし、長期的・継続的な研究やライフワークの蓄積には、弱い面があります。
過去の投稿は流れていきます。
文脈が切れます。
シリーズとして読み直すことも難しくなります。
あるテーマについて何度も書いても、時間が経つと断片だけが残り、全体像が見えにくくなります。
一方、独自ドメインによるサイトでは、過去記事を蓄積し、シリーズ化し、内部リンクで接続し、必要に応じて集約記事へ再編集することができます。
外部の思いを同じくする発信者と相互リンクを協力し合う展開もありえます。
これは、ライフワーク型の発信にとって非常に大きな意味を持ちます。
5.ライフステージごとの「ライフワーク」
ただし、「ライフワーク」と言っても、生涯にわたって、という堅苦しい考え方は必要ないと思います。
その都度のライフステージにおける「ライフワーク」という考え方が、より柔軟で良いと思います。
当サイトでのシンBI2050論への取り組みは、ここ2~3年の間に、これを自分のライフワークに!と決意してのこと。
後期高齢者の残りのライフワーク、という程度のことですから。
研究や探究は、一度で完成するものではありません。
過去に書いたものを読み直し、修正し、別の記事と接続し、新しい仮説へ進んでいく。
その過程そのものが、知的実践・知的探求と言えるかもしれません。
ドメインは、その知的実践・知的探求を支える入口になります。
もちろん、特定の技術の研究・探究もです。

4.XServer系サービスを例に考える「長期運営」の視点
ライフワーク型のサイトでは、ドメインだけでなく、その後の運営環境も重要になります。
記事が増え、シリーズが増え、画像やリンクも増えていくと、サイトは単なるブログではなく、知識アーカイブに近づいていきます。
そのため、ドメイン取得やサーバー選びでは、長期運営、安定性、WordPressとの相性を考える必要があります。
XServer系サービスは、エックスサーバーとの連携を前提に、ドメインとサーバーをまとめて考えやすい点が特徴です。
エックスサーバー側では、
・WordPress運営に強いこと、
・独自ドメイン特典、
・SSL、
・バックアップ
・サポート
など、長期運営に関わる機能が整理されています。
こうした環境は、知識を長期的に蓄積するサイトにとって検討しやすい選択肢になります。
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シンBI2050論のように、シリーズ記事や集約記事を増やしていくサイトでは、最初の入口だけでなく、その後の継続性と安定性も重要です。
ドメインは入口であり、サーバーは蓄積を支える基盤です。
両方を切り離さずに考えることで、長く運営しやすい発信環境を作ることができます。
5.旧サイトから新サイトへ、ドメインが意味を持つとき
シンBI2050論には、その構想の前身である「ベーシック・ペンション論」があります。
この旧サイトで積み重ねた記事やシリーズは、その時点その時点では過去の記録になっていきました。
しかし、新しいサイトへ移管・集約することで、それらは単なる過去記事ではなく、新しい理論形成の素材になります。
ちょっと面はゆいですが、レガシーとも言えます。
ここに、ドメインの意味が表れます。
古いドメインには、古い問題意識が宿ります。
新しいドメインには、新しい段階の問題意識が宿ります。
basicpension.jp からbasicincome.jp へ。
これは単なるURL変更ではなく、考え方の段階が変わったことを示すものでもあります。
ベーシック・ペンション論から、シンBI2050論へ。過去の蓄積を捨てるのではなく、新しい入口のもとで再編集し、再接続し、再構成していく。
このような使い方は、独自ドメインを持っていたからこそ可能になります。
記事を残していたから、後から集約できる。
シリーズを蓄積していたから、新しい論点へつなげられる。
ドメインは、その長期的な知識移行の入口にもなるのです。
先ほど、例えば、子育てと仕事の両立の取り組み記録をする人、と挙げましたが、いつかは、介護と仕事の両立、という課題に取り組んでいるかもしれません。
一つのドメインで、複数のテーマを扱うことができることもあるでしょう。
しかし、過去の経験を活かして、新しいドメインを入手して、新しいフェーズに向かうのも良いですね。
6.シンBI2050論におけるドメインの意味
シンBI2050論では、ベーシックインカムを軸にして、関連する、社会保障、マクロ経済、AI、雇用、人口構造、国家社会基盤、資源・エネルギーなど、複数のテーマを横断しています。
これらは、一見すると広すぎるように見えるかもしれません。
しかし、実際には「2050年に向けた社会設計」という問題意識でつながっています。
この構想は、もう一つのWEBサイト「ONOLOGUE2050」、ドメインが onologue.net と繋がっています。
そのため、この2つのサイトにおける2つのドメイン共に「知識領域の入口」です。
単に記事を置く場所ではありません。
長期的に考え続けるテーマを置き、過去記事を接続し、シリーズを蓄積し、やがて電子書籍や体系的な提案へ発展させる構想実現のための入口です。
ライフワークは、頭の中だけでは残りません。
書き、残し、つなげ、更新していくことで、初めて形になります。
ドメインは、その出発点です。
ドメインは、その立ち位置をはっきりと示すものです。
必ず、そこに戻ります。
また前進するために。
まとめ
ドメインを持つということは、単にURLを取得することではありません。
それは、自分自身の知識領域への入口を持つことです。
SNSの投稿は流れていきます。
しかし独自ドメインによるサイトでは、思考、研究、問題意識、過去記事、シリーズを少しずつ蓄積していくことができます。
それは、ライフワークのアーカイブにもなります。
自分自身の、その都度のライフステージにおける「ライフワーク」。
そう捉えて、柔軟に取り組んでいくのが良いと思います。
研究でも、社会問題でも、趣味でも、創作でも構いません。
重要なのは、自分が何を考え続けるのか、その入口を持つことです。
その第一歩として、独自ドメインを持つ意味は、これからさらに大きくなっていくのかもしれません。
自分自身が育てていくこともあるでしょう。
他の人々や社会が、育ててくれることがあるかもしれません。
マイメディア、ユアメディア。

